あと4か月
新年になって、ブログを何度も更新したいなとおもいながら
あっという間に2月に突入
毎度のことながら早い早い
ふ〜っと息をついていたら、あっという間に時間がすぎちゃう
久しぶりの学校ネタ。。。
今学期で一番大きなプロジェクトが本日終了
先生から割り当てられたケーススタディーをもとに
グループでそのケースを題材にプレゼンテーションをするというもの
チームメンバーは自分を含めて3人
私たちが割り当てられたテーマは
「Geriatric Syndrome(老年症候群)」& 「Frailty (脆弱)」
割り当てられたケーススタディーがとても複雑でチームメンバーと
どこの切り口から始めたらいいかたくさん悩んだ
何度も共に図書館の勉強べやにこもり、
スライドを作ったり練習したり
最初はアンクリアだったケース
この3週間とりくんでいくうちに、
すこしずつ、その塊がほぐれていっていろいろな側面がみえてきたり
はっとする瞬間がたくさんあった
取り組むうちにでてきた質問に、答えてくれる2人の先生がいてくれて
メールをするたびに、すぐにアドバイスの答えが返ってきて多くのことを学んだ
ヘビーなプロジェクトだったけれども、学びの面白さを再確認できた
そして今度は学んだことを、クラスメートにどう効果的に伝達するかが課題
なんとも、ラッキーなことに私のチームメンバー残りの2人は
看護師の道に進む前に、先生だった彼ら
一人は歴史学の大学教授をしていて、もう一人は人類学の先生をいま現在もしているクラスメート
先生だからとても話すことはなれているだろうな〜っておもっていたら
なれないトピックはやっぱり緊張するよと
同じ気持ちを共有でき、
いっしょに練習できたことがなによりの学びとなった
10年前学生だったとき、プレゼンテーションのときはノートを読むのが精一杯だったけど
今回は、ノートはみずに、だいたいのことをその場の雰囲気で付け足したりプレゼンできたことが
自分のなかで感じれた嬉しい成長だったかな
びっくりすることに、卒業式まであと4ヶ月
学校自体はあと15週のみ
泣いても笑っても大学院生活あと15週
自分のちょっとずつの成長を目指し
おもいっきり学びをたのしみます
今回いっしょにプロジェクトに取り組んだ仲間に
一生懸命きいてくれて、質問してくれたクラスメートに
サポートしてくれた先生たちに
心からmahalo
↓「プレゼンおつかれさま〜おわったお祝いだよ!」って
おいしいスイーツをかってきてくれたSatにも心からMahalo
実習の振り返り
今回学校に戻って改めておもったこと
こんなにも知らないことがあるのか。。。。。
授業でも実習でも圧倒されることが多々ある
日本で看護師になってから早18年
臨床経験の全てががん看護
がんという世界、とってもとっても専門的になっていた
現在はPrimary care programなので、基礎疾患を学んでいる
病態生理、薬理学、フィジカルアセスメント、診断のクラスなど履修し
たくさんの新しいことを学んでいる
実習にいくと、その一つ一つの授業ごとにパーツパーツでおぼえていたことを
患者さんが、引き寄せてくれて学びを深くしてくれる
一人の患者さんに対し、
多大な情報量、診なければならないこと、アセスメントすべきこと。。。
かぎられた時間のなかで判断しないといけないプレッシャーに
頭が煮えたぎることも多々あるけれども、
その一人の患者さんを通して取り組めること、学べること、その面白さに心から感謝する日々
実習でみたケースを、毎週提出し
学校のインストラクターが見てコメントをくれる
そして、隔週ごとにセミナーで小さなグループで集まり自分が担当したケースを発表し
チームメンバーやインストラクターから質問やコメントを受け
新たなアイディアや視点をもらい、そこでまた学びが深まる
今日のセミナーは自分のケースを発表した
いろいろ診たなかで、振りかえりたかったケース
先日実習でクリニックにいったときに、いった瞬間に朝
「Moko、急患できた患者さんみてきて」とカルテをわたされた
急性の両側睾丸痛で救急外来にきていたB氏
睾丸痛、授業ではやったけれども実際に受け持つのは人生初。。。。。
プリセプターに相談しながらなんとか診れた
今度は一人でしっかりみれるようにならなければ
ナースプタクティショナーの実習&セミナー
心身の苦痛でしんどいなか、自分の問診にしっかり答えてくれ
アセスメントをさせてくれる患者さんに
ストレスフリーで指導をしてくれるプリセプターに
学びを共有し、おしえてくれるクラスメートやインストラクターに
心からmahalo
↓昨日発表したときに、チームメンバーがホワイトボードに自分のケースをかきとってくれ
それをみて皆でディスカッションした
待ちに待ったResidency実習
今日から11月
NP(ナースプラクティショナー)プログラムの2年目の最初の学期がスタートしてから
あっという間に、5週=1学期の半分が過ぎた
昨日は、この学期一番メインのクラスの中間試験が無事におわり
今日からまちにまった、Residency実習がスタート
本当にまちにまったこの日
本来ならば5週前にスタートする予定だったけれども
いろいろと書類手続きが長引き、2ヶ月もかかり、やっとスタート
学生の実習だが、その病院は指紋審査やバックグラウンド(犯罪歴の確認など)審査もあり
手続きが大変だったぶん、このスタートを心から待ち焦がれていた
1年目は、専門科で45時間−90時間の実習をしたが
(ちなみに自分は、在宅往診や治療室そして乳がん外来で実習をした)
2年目の、Residency Clinical (研修実習)は、
自分が今NPで専門としているPrimary Care(一次医療)で、9ヶ月間ずっと同じ実習先で
約300時間の実習をする予定
今日は初日
ワクワクな反面、はたして自分にできるのかとドキドキ
一人目のみ、プリセプターの見学をしたら
二人目からは、自分の診察室で、患者さんの問診&診察を一人で行い
プリセプターに報告、プランを患者さんに伝えるのにプリセプターと
共に診察室に戻るという流れ
うまくできたこと
ああすればよかったなとおもうこと
診察後、プリセプターからのアドバイス
そして、疑問点への取り組み
一人の患者さんを通して学ぶことが山ほどあった
患者さんが少しでも、体が心が楽になるように
大きな爆弾を抱えている患者さんが、その爆弾が発火しないように
大きな病気をした後も回復を目指して
少しでも元気で好きなことを一日でも長く楽しめるように
たくさん勉強して、この実習に取り組んでいきたいな
現場での学びに
それをささえてくれる
患者さん&プリセプター&スタッフの皆様に
心からmahalo
ナースプラクティショナー プログラム2年目スタート
スタート前に一昨日、フィジカルアセスメント実技のテストが
テストがあることで、
もう一回おさらいしたり
クラスメートと練習したり、すごくいい勉強になった
今学期は、必須クラスの
「complex health problem」
「contraception in primary care」
の二教科がメインで
あとは実習とカンファレンスセミナーを履修する
「complex health problem」は今日は
高血圧と高脂血症について
知らないことが沢山で
沢山学びを楽しんだ一日だった
卒業まで数えたらあと8ヶ月
きっと人生最後の学生生活
一つ一つの学び、そしてそれを実際に実習で患者さんに活かせるように頑張るぞ〜
NPコース一年め終了
あと1日半分の実習は残っていますが
今日でNPコース一年目の授業が終了
昨年の9月から始まった2年のこのプログラム
新しい学びに心踊らせ、楽しくおもしろかった反面
自分の力量のなさや、できなさに途中何度も何度も転びくじけそうになりました
が、なんとか折り返し地点に到着して
ほ〜〜〜〜っと一息
「もう学校にはいかないから」
と8年前大学院を卒業したときに宣言したにも
関わらず懲りずに戻った自分。。。。
そんな自分を
楽しいときも息切れしているときも、
ビッグスマイルで
そして日々栄養満点のご飯を作って
そばで支えてくれたSatに
心からMahalo
↑学校からの帰り道
丘のうえから海の見えるビューがお気に入りの下校道
ナースプラクティショナーの実習
ナースプラクティショナーの実習は今のプログラムでは2年間で計500時間が必須
各学期に90時間ずつ実習にいっている
今学期の実習は2箇所45時間ずついったのだが、どちらもとても学び深く最高に楽しい実習だった
一つは、慢性疾患のため在宅からでれない患者さんを訪問する「House Call=往診」の実習
そして二つめは、Breast Care Centerでの実習
2つめの実習先がきまった連絡がきたときは、嬉しさで飛び上がった
なぜなら、その実習場所は8年前にClinical Nuurse Specialist(CNS)学生のときに6ヶ月間いった実習先と
同じ場所で思い出詰まった懐かしの場所
8年前CNS学生のときのプリセプターと同じオフィスだったナースプラクティショナー(NP)のSについて実習ができることに
乳がんのリスクの高い人たちのスクリーニングが中心
「触診はとにかく実際にやっていって学ぶもの」
とプリセプターSは初日の一人目の患者さんだけ、見学し二人目からは実際に一緒に触診に入らせてくれた
実習2日目からは
一人で診察室へ行き
問診を取り、診察
その後
プリセプターに患者さんのサマリー&自分のアセスメントを要約し、プランを伝え
その後プリセプターとともに診察室へ戻りプリセプターがもう一度触診
で、それらを記録にまとめる
Sが忍耐強く聞いてくれ
豊富な知識を教えてくれ
この道17年というゴッドハンドを持つ乳がん触診のスキルを叩き込んでくれ
学び120パーセントの実習だった
「ドクターではなく、NPのSさんじゃないと嫌だ」という患者さんからの声がきこえたのも、
ただ知識やスキルが高いだけではなく
ベッドサイドマナーの高いSだからだな〜とこの実習を通して思ったこと
8年前にきた実習先に戻って来れたこと
乳がんスクリーニングについて多くの学びがあったこの実習に
プリセプターSに心から
mahalo
(↑待合室の壁に描かれた8年前と変わらないこのタイル絵は、
乳がんの患者さん一人一人が書いたもの)
専門職種間のアプローチ:Interprofessional Standarized Patient Exercise
チーム医療。。。。。
医療が進歩し、とても良いことな反面
医療システムはだけではなく、患者さんが直面している問題も複雑化している
この問題に取り組むのに、
以前もブログにかいたが、"Interprofessional Approach"(他職種間の介入)
がとても大切なアプローチ
今日は、Interprofessional Standarized Patient Exercise (ISPE)という必須クラスがあった
10年前に同じ学校に通っていた時にはこのクラスはなかったので、
うちの学校ではまだ5年くらいで新しいセッション
クラス前は自分がどれだけできるか、緊張ドキドキだったが、
終わってみて、とても学び深く楽しい時間だった
どんな感じだったかというと↓↓↓
他の学部の生徒とともに、チームアプローチを練習する授業
私のグループは、医学生&理学療法学生&薬剤学生そして、ナースプラクティショナー学生(=自分)
の4人からなるチーム
今日初めてあう人たち
患者さんは、アクターが患者さんになりきって演じてくれて本当の患者さんのようだった
いくつもの問題を抱えている難しい患者さんのケース
まずは、チームであつまり患者さんの情報を共にレビュー
それぞれ10分ずつある患者さんとの時間をどのように使うかを話し合った
私は、一番手で、患者さんの症状を問診する役割
その後、薬のことは薬学部のメンバーが
患者さんが神経内因性の痛みをもっていたので、理学療法士の学生が問診&診察
最後に医学生が、心理的なことについて問診&診察
その後10分間で、患者さんの問題について話し合い、プランをたて
患者さんにそれぞれの立場から話すという流れ
ファシリテーターの先生が、別室でビデオでみていて
最後振り返りのセッションもあり
皆でなにがよかったか、どうすればよかったかなど振り返ることができ
とても勉強になった
それぞれの学生が自分たちの強みを出し合い、
話し合い複雑な問題を抱える
患者さんの問題解決にむけてアプローチ
一人一人が意見をだしあい
お互の考えを尊重しあい
とりくめたこと
それぞれの専門性から学びをふかめられたことに
mahalo
春休み
最後のブログを書いてから2ヶ月半
新年が始まったな〜
とおもっていたらあっという間にもう3月も残すところあと2日
1月〜3月の冬学期は2年のプログラムで一番忙しいといわれていて
テストや課題も満載で
ブログ投稿の時間&心の余裕がなかったなと
先週大きな期末テストが無事に終わりほっと胸をなでおろし
一週間の春休みに突入
ナイスタイミングでアルティメットの大会があり
所属しているクラブチームが出場するので、Sat&Gingerとドライブがてら?!
ラスベガスまで
そして、ベガスで結婚12周年を迎えました
ベガスといえば
クラブ&カジノ&ショー?!ですが
moko&sat、アルティメットで多いに運動し
ビュッフェで多いに食べ
大会の翌日=結婚記念日は、ジンジャーも一緒に16キロのトレールランへ
↓のフーバーダムは有名な観光名所らしく
多くの観光客でにぎわっていました
後ろに見える橋は、日本の大林組がつくった橋だそうです
来週から春学期がスタート
自分のペースでゆっくり学びをふかめていけたらな〜と
春休み
Satやチームメートと過ごした楽しいラスベガスの旅に
結婚記念日を家族でお祝いできた幸せな時間に
mahalo
パリアティブケアのクラススタート
Palliative care
今回学校に戻りたいとおもった一番の動機がこれだった
がん医療は進歩している、
昔よりがんを抱えながら長く生きれるようになった
でもそれによって、たくさんの症状で苦しんでいる方にたくさんであった
それは、身体的な苦痛だけではない
精神的な苦しみ、
高額ながん治療からくるファイナンシャルな問題からくる苦痛
家族がかかえる苦痛
etc.......
それをがん看護師としてどう緩和することができるだろうか
それにもう一度向き合いたかった
もう一度いちから勉強しなおしたかった
この学期の必須授業の
”Palliative care & end of life”のコース
第1週のクラスの前に↓のTED Talkをみてくるという宿題
そして、スピーカーのDr Millerが、第1週の特別ゲストで講義にきてくれた
大学生の時に、事故で左腕、両足の膝下を切断
芸術系の学部を先行していたが、その後医学の道にすすみ
今はサンフランシスコのホスピス&私が通っている大学病院でpalliative care専門の医師として
Hospice & Palliative Careに携わっている
「医療がすすみ、昔では生き残ることができなかった病気や事故でも
生き残ることができるようになった。
その結果、自分のように障害をもちながら生きている人が増えている。。。」
「病気も障害も、生きることの一部。特別なことではない」
「よりよい死は、よりよく生きること」
「医療は、disease(疾病)に焦点をあてているけれども、一方で
Palliative careは、Suffering(苦しみ・苦痛)に焦点をあてている」
「どなたか、今まで一生のうちでSufferしたことがない方はいますか?
ほとんどの方が、なにかしらのsufferを経験をしているとおもいます。」
「Palliative careは、Sufferingを緩和すること、時に一緒にSufferすること」
Dr Millerの一つ一つの言葉はとても説得力があり、
胸に深く刻み込まれた
Palliative careとは
クラス皆で定義した3時間
生きるとは死ぬとは。。。。
まっすぐにむきあった3時間
にmahalo
今年最後の実習を終えて
Home Palliative Careの実習
とても学び深かった
寝たきりで、ベッドからもでれないかた
痴呆がすすみ、さらに脳梗塞を発症し家や施設住まいのかた
様々な理由で、クリニックや病院へ行けない方達のお家にプリセプターのNP(ナースプラクティショナー)
と訪問し、診察をし薬の調節を行った
まずは問診から入る
多くの場合、患者さん自身が話せなかったり混乱しているので
家族などのケアギバーからの情報がとても重要
そして、その後診察
病院とちがって、いろいろな機器やチームメンバーがいないお家で
頼りになるのは、
自分自身の目と耳から聴診器を通して聞こえる音
打診して聞こえる音
そして自分の手をつかっての触診
プリセプターのSは、この道何十年のベテランNPで
患者さんへのコミュニケーションの仕方、問診や診察の仕方など大事なことをたくさん教えてくれた
50年近く連れ添った奥様が1週間前にホスピスでなくなったAさん
かなしくて生きる気力をなくして、もう死にたいと。。。。
完全に心臓の房室がブロックされ、ペースメーカに頼っている状態だが
そのペースメーカーを止めて欲しいと希望
それを本当にどうしたいかNPのSは時間をかけてAさんと話し合った
ペースメーカーをとめて、そのまま心臓がすぐにとまるかもしれないが、
そうではなく、不規則に拍動し様々な症状をひきおこしたまま1年、2年とつづくこともある
結果Aさんはペースメーカーをとめないという決断にいたった
どのように残された時間をよりよくすごすか、それを一緒に探し
よりよくすごせるように薬を調節したり処置を家や施設に訪問し行う
Home palliative careの実習
今年最後の実習後に見えた
綺麗な夕焼けに
たくさんの学びをくださるプレセプターに患者さんに
mahalo
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