バーチャルカンファレンス
Covid 19の影響で、様々な分野でカンファレンス(学会)がキャンセルされている中
バーチャルカンファレンスが増加中
今日初めてバーチャルカンファレンスを体験
家にいながら、がんのセミナーを聴講
新しいことが学べるワクワクで
土曜日だったけど朝7時からしっかりパソコンに向かった
一コマ1時間ずつ
最新のがん治療薬のアップデート
学び沢山の一日
なんと、このセミナーは無料
プラスして、
ナースプラクティショナー は、5年で100単位必要だが
今日だけで一気に7単位ゲットできた バーチャルカンファレンス
行き帰りの時間もかからず
お家で美味しいお茶をいただきながら
おいしいランチを食べながら
リラックスした格好でうけれるし
いいこと尽くめ
バーチャルカンファレンスのおかげで
他の州にいったり
他の国へ行かなくてもよくなり
ますます、学ぶことへの障壁が低くなっていることはとてもありがたい
このセミナーを教えてくれた同僚に
このプログラムをを提供してくれる団体に
テクノロジーに
mahalo
<番外編>
一日勉強し、体もしっかり動かせて充実した一日
パークは、走っている人や自転車の人がいますが
2メートルのフィジカルディスタンスは
走りながらも
容易に取れる混雑さ↓
最近5匹のベビーバイソン(野牛)も
パークに登場、
今日見たらだいぶ大きくなっていた↓
じんちゃんの好きなリスさんもこんにちわ〜
じんちゃん、完全にリスさんにからかわれてる?↓
動物に自然に、
心身ともにエナジーアップ
MASCC学会2019 in SF
MASCC=Multinational Association of Supportive Care in Cancer
の学会がこの週末サンフランシスコで開催され、初めて参加
今まで自分が参加してきた学会といろいろな点で違い、
刺激溢れる楽しい3日間だった
一番の違いは、今まで参加した学会は
がん看護系の学会やがん医療の学会で
参加者の大半がナースだったり、医師だったり。。。。。
が今回のMASCCの学会は、他職種チームの学会で
医師、ナース以外に、たくさんの薬剤師、リサーチャー、ソーシャルワーカーなどなど
そして、MASCCの一番最初の頭文字のM=Multinational=多国籍
とあるだけに、全世界からがん医療に携わる人たち1000人が集合
ヨーロッパー、アフリカ、アジア、カナダ、南アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドetc...
びっくりしたのは、日本から65名の参加者が!
新しい出会い
そして、
友人との久しぶりの再会もあり
学びだけではなく、笑いが止まらない楽しい学会だった
学会を通しての学び
出会い
交流の場
刺激満載のチャンスに
mahalo
ONS CONGRESS 2019 (がん看護学会)
先日、南カリフォルニアまで車を7時間ほど走らせ
ONS Congress 2019=がん看護年次総会に出席してきた
学校や仕事もあり、参加どうしようかな〜とおもったがおもいきって
参加してよかった
さすが南カリフォルニア!
THE CALIFORNIAといった大晴天
会場は、
アナハイムのディズニーランドの横にある、コンベンションセンター↓
開会セレモニー↓
今年は、参加者は4000名
アメリカだけではなく、他国からも参加するこの学会
今年のテーマは
"GROWING TOGETHER!"
いろいろなセッションがあって、
どのセッションにいくかいつも迷ってしまう
統合医療のセッションがあったり↓
今年、一番学び深かったのが「肺がん治療」のセッション
自分自身、がん看護師として一歩を踏み出した2001年は
肺がん病棟に配属
その頃は、病理組織で、扁平上皮癌、腺癌、大細胞がん、小細胞がんくらいしかわからなかったのが、
上記の図にあるように、今ではたくさんのバイオマーカーがわかり
たくさんの新しい治療により、長く生きれるだけえはなく、QOLも向上している
学会
あたらしい知識の学びがあるだけではない
その場にいく一番のメリットは出会い&仲間との再会
実は、今年、参加を決めた一番の理由&学会参加の目標が
Job Hunting=就職活動
病院からリクルーターがきていて、話を直接きけ&聞いてもらうことができた
なにより、それによって、就職活動へのエンジンがかかったこと
今後の目標が定まったのが一番の収穫だったな〜と
学会での学び
出会い
そしてそして学会後、
南カリフォルニア在住のBest Friends' Familyとすごした楽しい一時に
mahalo
がん栄養イベント『Taste for the Cure』
先週末出席したがんのイベント
『Taste for the Cure』
以前サンフランシコに住んでいるときから大好きだったこのイベント
年に一回開催されているイベントで
がんサバイバーの「栄養」をテーマにしたもの
今回の最初のビックテーマが
最近とても注目されている
"Microbes"=常在菌
乳がん専門の医師から、この常在菌がどのようなものか
どうからだに良い働きをしているのかの説明があった
「私たちの体のなかには、10兆個の細胞がありますが、
なんと、同じからだのなかに、100兆個の常在菌が共存しています」
「これらの常在菌は、様々な良い働きをしてくれています。
例えば、免疫系を活性化してくれています」
などなど。
常在菌は免疫系だけではなく、肌の調子をととのえてくれたり
腸の調子をよくしてくれたり様々な体の機能をたすけてくれます
会場からは、"Probiotic"の飲み物についての質問が。
このProbiotic私たち日本人にとってはとても馴染みが深いのみもの
=ヤクルトがあります
アメリカでも、今たくさんのProbioticがでてきていて、話題の飲み物
飲み物だけではなく、漬物や納豆や味噌などの発酵食品にもはいっています
その後、実際にシェフのかたが、
健康的な栄養たっぷりのお料理を実演でつくってくれ
参加者皆に試食がくばられたり、
ポスター発表があったり
私自身は、ボランティアで
からだのクレンズになるフレッシュジュースを配ってきました
午後は、パネルディスカッション
がん患者さんを支えるチームのディスカッション
いつもこのパネルには、医師&栄養士&ナースなどのメンバーだったのですが
今年は一味ちがって、面白さが倍増でした
医師が、ファシリテーターだったのですが、
「意思決定を支えるプログラムのリーダー」
「ハッピーについて研究してきたハッピー研究家」
「パティアティブケアの医師」
など、ユニークな顔ぶれ
様々な側面からあついディスカッション
会場からの質問にも皆丁寧に様々な目線からの返答
そして最後は、なんと豪快な&美しい歌のパフォーマンス
がんサバイバーを支える
情報満タン
美味しさ満タン
ハッピー満タンな
イベントにmahalo
がん患者さんのアピアランスケア
がん患者さんの「アピアランスケア」
抗がん剤、放射線治療など、皮膚に副作用を起こすことが多々あるこれらの治療
抗がん剤では、髪の毛・眉毛・まつげなどもぬけてしまうことがある
最近のがん治療は、従来の副作用がでないものの皮膚障害をおこす薬がある
ボディーイメージの変化によって、人々のQOLが低下するのは言うまでもない
私がアメリカに来たいなとおもった理由もまさしくこれが一つのきっかけ
日本で治験病棟で仕事をしているとき、
新薬が奏功しがんが半分以下になった患者さん
「がんも小さくなったり、吐き気もないしらくでしょう」
と医師にいわれた患者さんAさんは、顔中に皮疹がでて、外泊許可もでたけれども
これじゃあだれにも会えないとずっと病室にこもっていたのを今でも覚えている
今日、仕事で一ヶ月に一回のスタッフミーティングがあった
新しいプログラムを今日からとりいれるとのことで、
『Lipstick Angele』という会社から担当のかたが説明にきてくれた
がん治療をうけている患者さん
治療中に、メイクをしてくれたり、アロマセラピーでハンドマッサージをしてくれたり
眉毛がぬけてしまった患者さんに眉毛の描き方をおしえてくれたりetc....
メニュー↓
エステシャンが、ボランティアで来てくれ、
使用しているグッズも全てオーガニック
皮膚に害をもたらすどころか、皮膚の治癒を促進してくれるものだとか
私の肌にもしゅ〜っとスプレーをかけてくれ
臭いもほのかでやさしく、肌もスーッとして気持ちがよくなった
師長さんたちが、このサービスがどれだけ患者さんのプラスになるかを病院に伝えつづけ
今日やっとプログラムがスタートになったとのこと
女性だけではなく、男性にもサービスを提供するとのことで
私が今日うけもった患者さんにそのサービスに興味があるか聞いてみた
骨転移により、高カルシウム血漿で、極度の倦怠感を訴えていた
その患者さん、手のアロマのマッサージをうけることに
受け終わった後、とても気持ちがよかったと笑顔で報告してくれ、
そのスマイルで自分までマッサージをうけたような気持ちがいい気分になった
がん患者さんへの
スキンケアを治療中に提供してくれ
気持ちをほぐしてくれ
優しいケアで
光を灯して来る
Lipstick Angelのサービスに
Mahalo
統合医療クリニックの基金集めのイベント
昨日行って参加したイベント
"Charlotte Maxwell"
のミュージックコンサート
Charlotte Maxwellは、サンフランシスコの湾を挟んだ街にある統合医療のクリニック
ここのクリニック特徴は
低所得者のがんと診断された女性が対象
がんの症状緩和に
鍼灸やマッサージなどの統合医療が
効果があると言われてきている中
そのサービスを受けれる方は
費用的な問題から限られているのが現状
そこで、このクリニックでは
それらの統合医療を低所得者の女性のがん患者さんに無料で提供している
そのようなサービスを維持するのにファンドレージング=資金調達のためのイベントはとても大切
今年で5回目のミュージックコンサート
その入場料でプラスとなったお金はこのクリニックの運営に当てられる
普段あまりコンサートなどに行かないが
昨日あまりに綺麗な歌声に心が震え感動した
がん患者さんに統合医療を提供しているこのクリニックに
それを支えるイベントに
そのイベントを通して出会えた方々に
mahalo
がんを抱えた人々がホッとできる場@マギーズ東京
病院ではなかなか
ゆっくりと
気持ちや悩みを心から語ることは難しい
そんななか
先月もブログで書きましたが
10/10に東京豊洲に
マギーズ東京がオープン
昨日の朝日新聞に取り上げられていました↓
http://www.asahi.com/sp/articles/SDI201611041722.html
マギーズの看護は「聞くこと」
看護師として治療にあたっていると
ついつい治療について副作用について
話をしたい気持ちが無意識に高まる
「その気持ちをおさえ3秒まつ」
心に刻んだ
一人一人ちがう
ちがう喜びや悩みや葛藤がある
それに耳を傾けること。。。。。
マギーズ東京
来訪者もたくさん
電話もなりやまないと
それだけ需要がたかいんだな
がん患者さんが
ふ〜っと力を抜ける場
気持ちが落ち着ける場
そんなマギーズ東京のスタートに
心からmahalo
Oncology Care Update in サンフランシスコ
昨日の土曜日、Oncology Nursing Society(がん看護学会)の
サンフランシスコベイエリア支部のカンファレンス(Oncology Care Update)があり
2009年以来7年ぶりに参加してきた
今回は、友人Tがメインで運営
そのTのおかげで、ボランティアとして会議を手伝うことができ
より近い立場でカンファレンスに参加することができた
このカンファレンスは、1日だが特に今年は幅広く深い学びがぐび〜っとできる
とても充実した1日だった
オープニングの、症状コントロールは昔UCSF在学中にお世話になった先生からのプレゼンだったが
受付のお手伝いのためきけなかった
が、参加者からとてもよかったと反響が
そのほかのトピックは↓
『New Approaches to Myeloma Treatment』
で多発性骨髄腫の最新治療について、数々の新しい治療方法への意思決定について
『Chemotherapy Induced Nausea & Vomitting』
抗がん剤の副作用のコントロールについて
『New Cancer Drug 2015/2016』
ここ2年新しくFDAで承認された薬の説明
こんなに多くに薬が!とおもうほど、自分も知らない薬(特に内服薬)が
たくさんありとても勉強になった
『Lung Cancer Updagte』
肺がん治療のアップデート
とくに最近のホットトピック、免疫療法の薬について&副作用について
『Navigating Patients through Practical Issues of Cancer Survivorship』
がん患者さんの直面する、経済的な社会的な問題への対応について
とくに新薬の登場による医療費の高騰に対してどのようにサポートできるか
とても勉強になった
『HPV Cancers of the Head & Neck』
ヒトパピローマウイルスは、子宮頸がんの原因になるというのは
ワクチン投与などのため、最近はよくしられているが
そのウイルスが頭頸がんの原因になっていることはまだそんなにしられていない
そのことについて&頭頸がんの治療法についてMD Andersonのナースプラクティショナーが
はなしてくれた
最後のしめは
『Dancing in the Rain』
それまで、すべて看護師や医師からのプレゼンだったが
さいごは、ビジネスマンで前立腺癌と診断され治療をうけたかたからのお話し
ちがった見方、患者さんからの立場での話は
心に響き、自分がどういうがん看護をしていきたいかということを
改めて考えることができた
内容だけではなく、大学院時代のクラスメートや恩師との再会
実習のプリセプターとの再会
新しい出会いなど盛りだくさんで
参加できてよかったと心からおもう充実したカンファレンスだった
がん看護の学びの場に
新しい出会いに
喜びの再会に
Mahalo
マギーズ東京
『がんを経験した者にしか共有できない気持ち』。。。。。
それを話してくれた、日本テレビ記者の鈴木美穂さん
(http://wol.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/031800062/091500023/)
日本で活躍する知人の先輩看護師のかたにおしえてもらった
日本で、がんを経験した・しているかたが集まれる、話ができる、ホッとできる場所
が今年豊洲にオープンするとのこと
鈴木美穂さんは、24歳で乳がんと診断され治療をうけた
がんとなったといえなかったと
そんななか、海外の会議にいったとき、がんのサバイバーだとつたえたたら
「おめでとう」とハグされたと
http://wol.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/031800062/091500024/?ST=mobile_f
そんな美穂さんが、
記者をしながら
資金をあつめながら
夢のマギーズ東京がオープンとなる
http://jammin.co.jp/charity_list/160328maggies/
マギーズはもともと英国からスタートした
「がんをかかえたひと、家族、友人、医療者が、まよったときつまづいたときに集まれる場」
と
そいういう場をスタートするのには
ただいな努力&費用が必要だったとおもう
Mihoさんに
共に、とりくんだボランティアの皆様に医療関係者のかたがたに
Mahalo
抗がん剤の制吐剤
私が、看護師として日本のがんセンターで働きだした15年前は
まだまだ、抗がん剤は入院ベースで、入院中吐き気&嘔吐されている患者さんが多くいた
が、現在は、いい吐き気止めが承認され、高い確率で吐き気&嘔吐を引き起こす抗がん剤を受けている
患者さんも、
「吐き気が全然なかったわ」という患者さんが多くなった
今日は、仕事前の7時半からアメリカで来月から使用開始できる新薬Sustol(サストール)についての勉強会があった
このSustolは、昔から日本でもつかわれているカイトリルという制吐剤の皮下注射ばんで、
半減期が長く5日持続する薬
同じく半減期が長く、7日間作用が持続する
NK1受容体拮抗薬のVarubi(バルビ)と使用すると、急性期の吐き気も遅延性の吐き気もカバーできると
言われている薬
仕事後は、もう一つ勉強会があり、これまた「抗がん剤への吐き気&嘔吐のマネージメント」という題材
だった
スライドはすべての薬の総まとめ的な感じで、おさらい&新しい情報盛りだくさんで
とても勉強になった
吐き気は昔は高度催吐性抗がん剤をうける患者はさけられない症状だったけれども
いまや、予防できるものとなったのは、Oncology Nurseとしてとてもうれしいこと
そしてNurseとして、知識をもつことで患者に介入できること
新しい吐き気止めに
患者さんの苦痛を軽減してくれる薬に
Mahalo
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