2022.04.10 Sunday

Go-Giver Marriage

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    今年の目標の一つ→1ヶ月に一冊は本を読むこと

    先月は、結婚記念日だったこともあり

    いつも聞いているポッドキャストで紹介されていた

    この本を読んでみた

    The Go-Giver Marriage By John & Ana

     

    結婚に限らず、色々な人間関係への5つの秘訣が書かれているこの本

    読みやすかったし、学びがたくさんあった

     

    Go-Getter”という言葉はアメリカでよく聞く言葉

    単語通り、Go=進んで色々とGET(得る)

    辞書によると、Go-Getter=積極的やる人、野心家という意味

     

    それに似た、“Go-Giver”は、辞書にはなく

    この名前のビジネス本がいくつか出てから聞くようになった言葉

     

    その連載で出たこの本Go-Giver Marriageに書かれていた

    夫婦などカップルがうまくいく一番の秘訣は

    与えられるのを待つのではなく、自らが「Giving」すること

     

    相手のどういうことが好きか、感謝しているかを日々伝え(Appreciate)

    何年一緒にいても、相手が好きなもの大切なもの、欲しいものなどに関心を持ち(Attend)

    相手のそのままを受けとめ(Allow)信じること(Believe)

    そして、最後5つ目にあげられていたのが、自分自身が成長すること(Grow)

     

    印象的だったのが→"Marriage is a tree- and you are the soil. 

    If the soil is exhausted and depleted, nothing can help the marriage"

     

    結婚してからは16年だけれども

    Satとお付き合いして早20年

     

    自分たちが変わりなく仲の良い夫婦でいられるのも

    Satが上記の5つを日々自分にやってくれているなと

    この本を読んでいて、気づけたこと

    そして、どれだけ自分がSatに対して5つの秘訣ができているかどうか

    読みながらふりかえることができた

     

    Satとともに成長し続け

    お互いがSoilとなり

    Marriageという一つの木を成長していけることに

    心から

    mahalo

     

     

     

     

     

    2020.10.03 Saturday

    乳癌日記

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      今週末楽しみにしていたことの一つ

      乳癌日記』By夢野かつきさんを読むこと↓

      この本

      moko's弟君が監修させていただき出版となったと両親から連絡が

      父母と電話で話していて、すぐに読みたくなり

      日本のアマゾンで注文しなんと、注文してから4日でSFに届いた

       

      この本、作者の夢野氏が自身の乳がんの診断・治療(抗がん剤、手術、放射線)そして

      様々な副作用の体験、想いが漫画で綴られている


      体験が鮮明に綴られ、情報が盛りだくさん、想いがぎゅーーーっと詰まっていて、

      読みがいがあるのに

      スイスイ読め

      日本語の本をかれこれ10年ほど?!読んでいない自分でも

      数時間で一冊読むことができた

       

      内容が濃く

      がん患者さんの想いが、がん患者さんの視点から書かれていて

      がん医療に携わるものとして、

      自分自身の診療の振り返りなど色々と学び深かった

       

      特に一つ一つの治療がもたらす副作用は

      一人一人の患者さんにとって、様々な影響をもたらすもの

       

      夢野氏にとっては、”漫画を描くこと”が生きる上で一番大切なこと

      抗がん剤の副作用によって末梢神経障害が起こったり

      乳がん手術のリンパ節郭清でリスクが上がるリンパ浮腫の情報を聞き

      「絵がかけなくなるなら手術しないで死んだほうがいい」

      でも

      「死ぬのはやだけど絵が描けないのもやだ」

      と涙が出たり葛藤したり不安になっている姿は

      個々の患者さんが体験していることだし、それを医療者に訴えないことは

      多々あることだなと

       

      医療は、昔から疾病が治ること、一日でも長く生きれることを目標にしている

      がん医療の研究の指標でも

      PFS (Progression Free survival: 無増悪生存期間)

      OS (Overall survival生存率)が使われているが

      疾病や治療に関連した症状で、苦しく、生活の質がぐんと下がり、

      長く生きることが必ずしも、一人一人の患者さんが望んでいることではないことがある

       

      最近は、がんの研究の指標にその生活の質=QOL (Quality of Life)を入れることが推奨されている

      病を抱えた人が、出来るだけ「生活の質」が上がるように

      そういうことも一緒になって考えていけるOncology NPになりたいなと

      この「乳癌日記」を読みながらおもたったこと

       

      上記の学びにプラスして

      夢野氏の主治医として何度も登場させいただいている

      弟君が大学病院の乳がんセンターでどのようにがん患者さんの治療に

      携わっているかが伝わってきて嬉しくなった

       

      自分担当の手術が始まる前に

      朝5時に術後の患者さんの様子を診に行ったり

      患者さんが困っていて大学病院に電話をかけたときに、すぐに対応してくれたりと

      自分が患者さんだったら、それだけでも気持ちがホッとして安心して

      症状が緩和するかもと思った

       

      moko's弟君は、3人兄弟の末っ子

      英語では、一番下の弟のことを「Baby brother」と呼ぶことでもわかるが

      一番下の弟君は、幾つになっても二児のパパになった今でも常に『末っ子』

      家族内ではBaby扱いされてしまうのは、英語のこの表現からもわかるし

      世界共通なのかもしれない

       

      が、そんな弟君が、臨床で経験を積みながら、がん患者さんに日々一生懸命働いている

      様子が垣間見れて、姉として、家族として、そして医療者としてとても嬉しかった

       

       

      『乳癌日記』を通して気づけた様々な学びに

      弟君の日々の頑張りに

      mahalo

       

       

       

       

       

       

       

       

       

      2017.02.06 Monday

      成功のピラミッド

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        iPhoneで愛読している雑誌に
        「Success」がある
        いろんな分野で活躍している人が特集されていて、仕事とかで成功というより、
        この一回きりの人生を、この1日を
        精一杯いきるためのヒントをこの雑誌から得られる

        3ヶ月ほど前この雑誌で
        John woodenという、大学のバスケ界で有名なコーチの話が取り上げられた
        彼はUCLAのバスケチームを
        12シーズン中10回も勝利にみちびき
        そのうち8連覇をなしとげたと

        その彼は、UCLAで教鞭をとっていた先生だった

        昨日UCLAにいく用があり
        その時に彼の銅像に出会え感動


        そして彼が導き出した
        「成功のピラミッド」がスポーツジムの壁に書かれていて思わずパシャリ




        人を成功に導く資質がピラミッド状につみあげられ
        一番下の資質がなければ、基盤が弱く上の資質が積み上げられず
        成功には至らない
        逆に、順にピラミッドを積み上げていくと成功への助けとなる資質達

        彼の言葉で好きなフレーズ

        "make each day your masterpiece! (1日1日を最高傑作に)"


        この1日を名作に変えられるパワーを持つのは自分だけ

        John Wooden氏の言葉に
        成功のピラミッドとの出会いに
        mahalo
        2016.12.14 Wednesday

        転移性肺がんと闘った脳神経外科医

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          ASCO(米国臨床腫瘍学会)のニュース記事で、

          転移性肺がんと闘い昨年37歳という若さで亡くなった脳神経外科医Dr Kalanithi, Paul

          が書いた『When Breath Becomes Air』という本について知った

          このニュース記事は、同じく医師である、Dr Kalanithi, Lucyによりかかれているものだった

          (参照:http://www.ascopost.com/issues/november-25-2016/how-when-breath-becomes-air-is-helping-the-public-and-physicians-confront-their-mortality/

           

          Paulはもともとスタンフォードの英文学部をでた後、ケンブリッジ大学で修士をとり、哲学なども

          学び、そこから医学の道をめざしたようだ

          その学びの過程で人の生死について興味を深め、医師として脳神経外科の道にすすんだ

           

          脳神経外科の研修医を終える直前に、がんと診断

          それも、35歳という若さで4期の肺がんと診断される

           

          治療をしながらも医師としてはたらいていたが途中からそれがしんどくなり

          自分になにができるか?

          書くことが好きだったPaulは自分のこのがんとの闘病を本に残すことを決断する

          残念ながら最後の章を書き上げる前に亡くなったそうだが、その最後の章は奥様Lucyが書き上げた

           

          By Lucy (奥様)

          "Even while terminally ill, Paul was fully alive; Despite physical collapse, he remainded vigorous, open,

          full of HOPE not for an unlikely cure, but for days that were full of purpose & meaning."

          ターミナルの病気だったなか、Paulは精一杯生きた。身体的に崩れながらも、彼は活気にあふれ、率直で、

          望みを抱いていた。その望みは、治癒しない病気に対するものではなく、たくさんの目的と生きる意味に満ち溢れた

          残された日々への希望だった

           

          Meaning of Life (人生の生きることへの意味)

          がん看護師として、日々患者さんとこのことに直面する

           

          今日、症状がどんどん辛くなる患者さんが

          「I thinkg it' time to go(もうそろそろ逝くことになるとおもう)。。。。」と

          座って話をきいた

           

          残された日々、希望、自分の生きる意義について。。。

           

           

          そのことについてPaulが書いてくれたこの本

          早速Audibleで購入した

           


           

           

           

           

           

           

           

          本からたくさんのことを学ぶ

          人が懸命に生きた姿からたくさんのことを学ぶ

          心からMahalo

           

          2016.06.27 Monday

          月曜日も大好きに!

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            ここ一年Audibleで、音読の本を一ヶ月一冊買ってはきいている

            お掃除中に、じんちゃんのお散歩中に、通勤中に毎日聞くのが最近の日課になっている

             

            ここ一ヶ月聞いているのは

            No more Mondays (By Dan Miller)


             

            日本語だと花金という言葉があるが

            どうして人はそんなに金曜日がすきなのか?

            みなどうして月曜日がきらいなのか?

            マンデーブルーともいうくらい

             

            Dan Miller氏によると、統計上月曜日の朝心筋梗塞になる率が高いとという

            どうしてか?そんなに仕事がいやなのか?

             

            仕事はどうしてやっているのか?

            パッションが注げる仕事であれば、月曜日が楽しみになるはず

             

            仕事に対するスタンスとか、思いが彼の本をきいていると

            ムクムク上昇する

             

            Dan Miller氏が書いたこの本を、本人が自ら音読しているのもいい

             

            今日は月曜日だったから、なおさら月曜日に対して

            仕事にたいして改めて考えた

             

            大好きながん看護の仕事に

            患者さんに同僚に

            心からMahalo

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

            2016.06.12 Sunday

            本からのメッセージ

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              親友からのギフト
              毎日すこしずつ読んでいるこの本

              『The Book of Awakening』By Mark Nepo



              ニューヨークタイムズのベストセラーにもなった
              日本でも
              『自分をかえる「心の磨き方」』
              という題名で翻訳されてだされている



              筆者である、Mark Nepo氏は、
              30代のときにがんと診断
              病をまとっているときに、かきとめた考え、おもいが
              日付がつき365日かかれている

              1日みじかいもので、ページ半分。長くても2ページちょっとという長さ

              自分は、毎朝おきて、今日の日付をよみ1日をスタートしている

              ちょっと考えから受け止め方、見方をかえると
              同じものごとでも全然ちがってくる

              同じ日もちょっと考え方をかえるだけど、辛い日が明るい日になる

              そんなアドバイスをもらえる本

              担当の患者さんで20代&30代のがん患者さんがいる

              一人は30歳の女性
              いろんなことが一気におこり
              がまんできず治療中に涙をながすことが多々ある

              涙をながしてもいい
              がんという大病とたたかっているその一瞬一瞬をこわいけれども
              一緒にたたかっていきたいとおもった



              もう一人は27歳の男性
              仕事に生きがいを持ちきらきらかがやいている青年
              家族にも周りのみなにも気配りをわすれない
              そんな彼も抗がん剤の副作用で、家族につよくあたるときもある
              そんなときもあっていい


              この本を二冊注文して、この二人の患者さんにプレゼントした
              毎日大切に、そしていい日がおくれますように
              時間があるときにひらいてもらえたらなとおもい
              とても喜んでよんでくれた

              この本から、毎日あうがん患者さんから
              自分がこうしてこの世に誕生し、日々いきられること
              それだけですごくありがたいことなんだとメッセージをいただく

              本との出会いに
              がん患者さんとの出会いに
              Mahalo

















              2016.02.11 Thursday

              外向的&内向的

              0
                英語で


                Extrovert=外向的な


                Introvert=内向的な


                という意味




                日本以上にアメリカにいると感じるのが


                よりExtrovertであることをもとめられる


                人の前で、どんどんぐいぐい発言したりすることが


                クラスルームでも、仕事の場でもいいとされる文化


                そんな文化に飛び込み、自分はIntrovertであると感じていて


                それが自分の弱みであると感じていた4年前の2012年


                TEDでIntrovert(内向的)なことについてスーザンケーン(Suzan Cane)が


                語っているのをみて、弱みだとかんじていたことが強みだったんだと


                思えるようになった




                ↓TEDの英語版







                ↓日本語の字幕がついたバージョン


                https://www.ted.com/talks/susan_cain_the_power_of_introverts/transcript?language=ja#t-1080779




                Extrovertのひとは、話しながらどんどん考えていることを話していくのにたいし


                Introvertのひとは、じっくり考えてから意見を述べる


                アメリカ人はクラスルームでも仕事でもどんどん意見をいう


                まちがっていようがおかまいなし




                なので、このTEDでアメリカ人の1/3から1/2のひとが実はIntrovertであると


                きいたときはびっくりした




                グループやパーティーでいろいろと刺激をうけるよりも


                一人になることでパワーを蓄えるIntrovert


                実はより、実績をだすし、成果が高いというリサーチがあると




                このスーザンケーンがだした本『Quiet』はベストセラーとなった


                自分も、Audio bookをゲットして聴いた






                Introvertについて学び、


                無理にextrovertにならなくてもIntrovertのままでいいんだと


                おもえるようになった




                Podcastでも、彼女の連載が始まりアップデートを楽しみに聴いている






                Introvertであること、QuietであるNatureに


                それでいいんだと教えてくれた


                スーザンケーンにMahalo






                2013.04.02 Tuesday

                どこに住んでも海外の本を読める楽しさ

                0
                  2013年になりあっという間に今年も4分の1が過ぎちゃいました
                  早い早い。。。。。。

                  新年、自分が専門にするがんのこともそうですが
                  それ以外の分野に関する事もいろいろと本を読んでいきたいなって

                  一昔は、海外の本は予約をしてとりよせるのに1週間以上かかったり
                  とりよせに値段がかかったり。。。。

                  国内の本も売れ筋がよすぎると売り切れてなかなか手にはいらなかったりしましたが
                  なんとも便利な21世紀

                  eBookのおかげで
                  あ〜気になるなこの本ッて思った瞬間に
                  試し読みが少しできて(本屋さんで立ち読みする感じ)
                  試し読みをして全て読んでみたいな〜っておもったら
                  ワンクリックで本全体をゲットできる

                  日本の本はeBookが少し前まではすくなかったのですが
                  少しずつおおくなってるからうれしい

                  先々週は、乙竹さんの『自分を愛する力』を読んでみたいな〜っておもって
                  eBookで本をゲット
                  iPadでトライするも、”日本国外にいる場合は。。。。”となかなかダウンロードできず。
                  でも、いろいろと調べたら出来る方法があって
                  その30分後にはiPadでその本を読み始めることができました

                  昔だったら、本屋さんに行く間(30分)で
                  家で試し読みもできて、本もゲットできる時代
                  しかも、世界中の本が読める

                  引っ越し族の私たちにとっては
                  eBookでiPadで本をよめるのはとてもありがたい。
                  引っ越しのときに荷物が重いな〜ッて思うのは本が一番の理由

                  eBookは値段もとっても御手頃なのもありがたい
                  昨日も夜がんのニュースをネットでみていて、アメリカのがんと診断された方々の
                  写真&コメント集の本が昨年でていてよみたいな〜っともってネットをみたら
                  ハードカバーで13ドルするのにKindleのeBookでかうと半額近い7ドル!
                  即購入、しかもワンクリックでゲット

                  日本の本をゲットしたときは、立て読みにえらべたり

                  ハイライトしたいときはのようにできます

                  英語の本は横向きのままめるし

                  便利の一言!

                  読書の春
                  本を読む楽しさにはまっている今日この頃です


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