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医療者の言葉

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     医療者の発する言葉、そして対応などで学びがあったここ2週間。

    実はSatは視力がとても悪くって、最近はソフトコンタクトでも目がぼやけたりで、Lasik(レーシック)というレーザーによる角膜の手術をうけたいとのことでレーシックセンター等で眼科医に何件か予約をし無料コンサルテーション(相談)を受けてきました。

    まずは近くにあるレーシックセンターへ。
    コンサルテーションは無料だし、きっといろいろといいことをいって勧めてくるんだろうなっとおもっていたら。。。。。

    検査結果をみて医師から

    「あなたは、keratoconusという病気があるからレーシックのキャンディデートではないわ」って。

    keratoconusとは『円錐角膜』のことで、角膜が薄くなり角膜の形状が普通よりも突出し、Lasik治療は絶対にうけてはならないという目の疾患。

    「これで視界がよくなってアルティメットもつづけていけるとおもったのに」
    とSatはショック。

    そう、この治療をしたかったのは、なによりもSatが大好きなアルティメットのためだったのです。ここ数ヶ月Lasikのことについて自分でいろいろと調べ期待をふくらましていったコンサルテーションでこの治療ができないことがわかり落ち込んでいました。

    じゃあ、他のドクターにもみてもらおうかとセカンドオピニオン、そしてサードオピニオンをうけにいってみたのですが、どの医師も口々に同じ病名を説明し、Lasikはすすめないといわれました。

    ここまで皆同じ意見ならば仕方がないね〜とこの治療はあきらめることになりました。

    今回サードオピニオンまできいて、それぞれの病院でいろいろと感じた事があります。

    私は個人的に一番最初にいった病院がとてもよくドクターもとてもよかったとSatに話しました。どうしてか考えたところ、3人の医師の中で1番始めの医師だけが、
    どうしてSatがレーシックを受けたいかというところに着眼してくれたからだとおもいます。Satがアルティメットのためにこの治療をうけたいという所をちゃんと聞いてくれました。そして、この状態の目にはソフトレンズよりもハードコンタクトのほうがいいわよと。でもそれだとスポーツをするには大変だということも耳を傾けてくれました。

    その他の病院では、問診用紙にアルティメットのことをかいても誰もそのことについてふれず。

    その一番始めのドクターは「またなにかあったり質問があったらいつでもメールをしていいから」といってくれたのに対し、2件目の病院では最後にアシスタントに

    「Sorry I can't help you any more」って一言。
    何気なくいったその一言。

    「もう助けられないわ。ごめんねって。。。俺は目だしこれで命がおわることではないけれども、がんの末期の人ってこういうことを言われたらすごく落ち込むことがわかったよ」って。

    医療者は何気なくいった言葉。でも患者にとっては大きくのしかかり、傷をつけてしまうことがある。

    今回のことでSatのお母さんのことを思いだした。
    いろいろなドクターに話をきいてみる?!ホスピスとかみてみようかという話がでてもかたくなに、今までみてくれていた女医さんにみてもらいたいといっていた。
    今回のSatとの患者体験でお母さんがかたくなにその女医さんにみてもらいたいっていった理由が改めてわかった。

    治療がなにもなくなったときに、人は心をみてくれ、その人の生活を、家族をみてくれ、耳を傾けてくれる医療者に心が体が癒される。Satのお母さんの女医さんは、お母さんが大好きなピピ&パールの話をしてもよく話をきいてくれていた。家族のことも把握していてくれた。

    医療者として何気ない一言をもう一度見直そう。
    この事を思いながら今日通勤。
    いつも以上に意識して、がんや治療のことに加えてその人自身をみるように心がけた。

    治療中にゴルフのテレビをみていたかたにゴルフの話をしてみたり
    リタイアしてもう20年という方にどんな仕事をしていたか聞いてみたり
    犬をかっているという患者さんに犬の事を問いかけてみたり、
    そしたら、皆無表情だった顔にスマイルが浮かぶ瞬間がみえた。
    その後も、いろいろな話をしてくれたし最後に
    「よく看てくれてありがとう」って。

    病気をもった患者さんや家族は医療者が想像する以上にいろいろなことに悩んだりストレスを抱えている。

    Satと病院巡りをしていろいろなことを学んだ今日この頃でした。












    コメント
    アタシも気をつけないとなぁ。
    最近、認知症の人に対しての言葉かけがダメな気がする。
    • chizu
    • 2011/02/14 8:37 PM
    看護は体50%心50%ぐらいの気持ちでいるといいよね。とくに、命に関わる人たちの場合。でも、心をケアーしていくと、気が付いたら、とてもいい関係ができているよね。まるで、病院といううちにいる家族のように。
    • Naoko
    • 2011/02/14 8:58 PM
    chizuちゃん
    特に忙しい時とかふと忘れてしまって、あとからハットするときがあるよね。それでもchizuちゃんはいい声かけをしている姿がうかぶけどな〜
    • moko
    • 2011/02/15 11:48 AM
    Naokoさん
    体も心も密接に関わっていますものね。体がよくなったら心も軽くなるし、心が癒されたら体も上向きになることがある。。。。
    心も体も一緒に看れるナースでいれるようにがんばります。
    • moko
    • 2011/02/15 12:19 PM
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