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Feel myself 自分らしく生きる

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    自分のアメリカ留学のきっかけの一つ

    がんの新しい治療薬の副作用の皮膚障害

    ちょうど10年前、大腸がんの治療薬で治験薬としてつかっていたアービタックス

    という薬

    従来の抗がん剤のように吐き気などがおこらないけれども

    特有の副作用=皮膚障害がおこる

    研究結果で、皮膚障害が多くおこるほど、薬が奏功しがんが縮小すると

    日本にいたとき受け持ちの患者さんで、顔中に皮疹がでて病室にとじこもり鏡をみながら「これじゃ人にあえない。。」

    と。

    その患者さんに「吐き気がでなくて皮疹だけでいいでしょ。皮疹もたくさんでて薬がきいている証拠」と医師が。。。

    そういう患者さんの症状コントロールを学びたいとおもい渡米した

    いま受け持ちの患者さん、転移性の大腸がんで治療をしているBさん

    重症な皮膚障害がでて
    顔中かさぶたでおおわれてしまうほど
    たくさんお患者さんがこの薬を受けてきたのをみてきたけどもこんなにひどい皮疹はなかった
    痛みで笑えないほど
    ちょっと顔の表情をかえるだけで痛みが顔中にはしる
    たべることもできない
    その薬を中断して2週間
    やっと皮疹がおさまり、Bさんの
    顔に笑顔がもどった

    あんな状態でいきてたくない。。。こんなんだったら死にたいとおもったと
    「I feel myself now」

    自分自身でいられる、自分らしくいきられることの大切さ
    そうでなかったらいくら長くいきたところで意味がないと
    Bさんが伝えてくれた


    どれだけいきたかというquantityでなく その瞬間瞬間の質qualityの大切さ 自分らしさの重み

    そんな大切なことをおしえてくれたBさんに心からmahalo




    コメント
    もこちゃん、こんにちは!
    Erbituxが10年前に治験だったとは知らなかった。私もErbituxでひどい皮疹になってしまう患者さんを良く見ているけど、もこちゃんのところではどんな対策を取っていますか?抗生剤の塗り薬とか?
    治療開始時の患者教育などはどうしてますか?
    • Atsuko
    • 2016/10/26 4:17 AM
    あっちゃん
    こんにちわ〜コメントどうもありがとう!!
    そうなのよー10年前にアービタックスもアバスチンも日本のがんセンターで治験薬としてつかわれていたのがとても懐かしいです。
    Erbituxの治療前の患者教育の時点で、製薬会社からおくってくれるself kit(http://www.erbitux.com/find-support.html)を登録して患者さんの家におくってもらうようにしています。とにかく、皮膚の湿潤を保つこと、帽子をかぶるなど日光の刺激をできる限りさけること。日焼け止めはSPF15以上で亜鉛(Zinc contained)のものをすすめています。亜鉛入りの日焼け止めで皮疹が改善したひとが何人かいま〜す。エビデンスが完全ではないけど、抗炎症作用でオートミール入りのローションをすすめることもあります。皮疹がでてからはNCCNのガイドラインにそい、抗生剤の内服の開始&ステロイドのクリームをつかってもらっています。それでも、今回の患者さんは全てのケアをしててもグレード3まで皮疹がひどくなったケースでした。副作用がひどい分、お腹がパンパンだったのが私たちも会うたびに目に見えて小さくなるのがわかるほど治療が奏功していたのだけど、それ以上にQOLが低下していて。。。。。そんな状態で長生きしたくないという患者さんの価値観にとてもうなづきました。
    あっちゃんとがん看護のこと夜通し語り合いたいわ〜
    • moko
    • 2016/10/28 11:06 AM
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