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2019.12.04 Wednesday

がん患者さんの救急外来受診減少を目指して

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    アメリカは、本当にびっくりするほど医療費が高い

    がん患者さんの中には、高額な医療費を払うのに自己倒産する人も少なくないほど。。。。

     

    それを少しでも和らげるためにもと、

    この9月から、現職場で新しいシステムを開始した

     

    その名も、Cancer Acute Care Clinic (CACC)

    こちらでは、ER(救急外来)にいくほどでもない、でも急性期の症状を持っている人が行く

    Urgent careと呼ばれる外来クリニックがある

     

    CACCは、がん患者さん対象のUrgent Careクリニックでアメリカでも数少ない試み

    東海岸のがんクリニックがこのクリニックを開始し、がん患者さんの負担が大きく軽減したとのことで

    我が病院でもマネージャーが昨年からプランニングを開始し9月にオープンとなった

     

    CACCは外来通院治療センターの中に併設されていて

    3つのベッドがある↓

     

    救急外来。。。。。

    高額な医療費だけではなく、3−6時間という長い待ち時間が普通で

    患者さんの身体的&精神的な負担は計り知れないもの。。。

    というわけで、

    このクリニックの、一番の使命、がん患者さんの救急外来の数をできる限り減らすということ

    そして、病院の救急外来はがんに特化しているわけではないけれども

    CACCは、がん専門のナースプラクティショナー&ナースが担当するため、

    がん治療内容を熟知しているだけでなく

    担当の腫瘍内科医と連絡を取り合い、必要なケアを即座に行うことができる

     

    自分も先月から週に一度トリアージナースとして担当するようになった

    先週はサンクスギビング前の日に担当だったが、

    電話がどんどんかかってきて、大忙しの一日だった

     

    一人は、がんの手術を受け退院直後、外来で胸痛を訴え、CACCに連絡が入った

    検査の結果、重症なPE(肺硬塞)ということが判明し、救急外来へ搬送となった

     

    もう一人の患者さんは、一日10回以上嘔吐がつづいいてた乳がんの患者さん

    補液と制吐剤を投与で、吐き気が収まり帰宅することができた

     

    自分が担当してきて、いちばん嬉しかったケースは

    がんの治療で、持病の偏頭痛が悪化しCACCにきたAさん

    頭も痛いし、嘔吐も続き話すのも目を開けるのもしんどかった

    いつもだったら、これだけひどいと救急外来に行っていたと

    CACCで急性期偏頭痛の薬を投与

    4時間後には、頭痛も吐き気も収まった

    次の日から飛行機で家族旅行を予定していたが、もういけないと家族が諦めていた。。。。

    が、治療後症状が治り、飛行機で次の日予定通り旅行に出発することができた

     

     

    がんのがん患者さんの負担が少しでも減るようにと

    スタートした

    この新しいシステムに

    共にケア向上目指して働くチームメンバーに

    mahalo

     

     

     

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